全光信号処理に基づく新しい光電子発振器
引用
Li, C.-x., Chen, F.-s., Zhang, J.-h., & Mao, J.-b. 「全光信号処理に基づく新しい光電子発振器」 Optoelectronics Letters , 9 (5), 354–357 (2013). doi:10.1007/s11801-013-3071-x
キーワード
- 光電子発振器(OEO)
- すべての光信号処理
- デュアルループOEO
- エルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA)
- ファイバーブラッググレーティング(FBG)
- マイクロ波信号生成
- 低位相ノイズ
- 高いサイドモード抑制比(SMSR)
- 光領域
- 光増幅
- 光学フィルター
- マッハツェンダー変調器(MZM)
- 光サーキュレータ
- 偏光コントローラ(PC)
- 偏光ビームスプリッター(PBS)
- シングルモードファイバー(SMF)
- 偏波ビームコンバイナ(PBC)
- 光検出器(PD)
- レーザーダイオード(LD)
- マイクロ波アプリケーション
簡単な
この記事では、増幅用の EDFA とフィルタリング用の FBGを活用し、電子部品を使用せずに低位相ノイズと高サイドモード抑制比を実現する、全光信号処理に基づく新しいデュアルループ光電子発振器(OEO) を提案し、分析します。
まとめ
本稿では、増幅用のエルビウムドープ光ファイバ増幅器(EDFA)と光領域におけるフィルタリング用の光ファイバブラッググレーティング(FBG)を組み込んだ、全光信号処理を用いた新しいデュアルループ光電子発振器(OEO)を提案し、その解析を行う。この設計によりOEOの性能が向上し、電子フィルタや増幅器に依存せずに、低位相ノイズ(10kHzオフセットで-120dBc/Hz未満)と高いサイドモード抑圧比(SMSR)が実現される。理論解析とシミュレーションにより、このアプローチが高品質のマイクロ波信号を生成する可能性を実証する。
出典: https://sci.bban.top/pdf/10.1007/s11801-013-3071-x.pdf#