二重クラッド光ファイバカプラを用いた光干渉断層撮影とハイパースペクトルイメージングの融合
引用
Guay-Lord, R., Attendu, X., Lurie, KL, Majeau, L., Godbout, N., Ellerbee Bowden, AK, Strupler, M., & Boudoux, C. (2016).ダブルクラッドファイバーカプラを用いた光干渉断層撮影とハイパースペクトルイメージングの融合. 生物医学光学ジャーナル、 21 (11)、116008。https://doi.org/10.1117/1.JBO.21.11.116008
キーワード
- 光干渉断層撮影(OCT)
- ハイパースペクトルイメージング(HSI)
- ダブルクラッド光ファイバーカプラ(DCFC)
- デュアルモダリティイメージング
- 3次元(3D)取得
- サンプルの形態
- 分子情報
- 反射スペクトル
- 組織の識別
- 臨床内視鏡アプリケーション
- 組織の特性評価
- 診断
- 手術ガイダンス
- シングルモードコア
- 内側クラッド
- マルチモードチャネル
- スウェプトソースOCT
- 白色光源
- 分光計
- 上皮組織の治癒
- 波長掃引レーザー
簡単な
この記事では、単一のイメージングプローブで二重クラッド光ファイバーカプラを使用して、3D 形態学用の光干渉断層撮影 (OCT) と分子情報用のハイパースペクトルイメージング (HSI) を組み合わせる新しい方法を示します。
まとめ
研究者らは、ダブルクラッド光ファイバーカプラ(DCFC)を用いることで、 3D構造画像化のための光干渉断層撮影(OCT)と分子情報取得のためのハイパースペクトルイメージング(HSI)を単一のイメージングプローブに統合することに成功した。ファイバーのコア部分はOCTに使用され、内側のクラッド部分はHSIの反射スペクトルを収集する。このデュアルモダリティシステムにより、形態学的データと分子学的データの両方を同時に取得することが可能になり、臨床応用における組織識別、診断、および手術ガイダンスの改善が期待される。このシステムの実現可能性は、治癒過程にある上皮組織の画像化によって実証された。
出典: https://doi.org/10.1117/1.JBO.21.11.116008