FBGベースの双方向光クロスコネクトのクロストーク解析
引用
W.-D. Zhong、H. Yuan、W. Hu 、「 FBGベースの双方向光クロスコネクトのクロストーク解析」、 Optics Communications 、 238、91–103 (2004)、doi:10.1016/j.optcom.2004.04.034
キーワード
- 双方向光クロスコネクト(BOXC)
- ファイバーブラッググレーティング(FBG)
- 光サーキュレータ(OC)
- クロストーク解析
- 帯域内クロストーク
- コヒーレントクロストーク
- 非一貫性クロストーク
- パワーペナルティ
- ビットエラー率(BER)
- 波長分割多重(WDM)
- 双方向WDMリングネットワーク(BWRN)
- FBGの反射率
- FBGの分離
- モンテカルロシミュレーション
- 挿入損失
- レイリー後方散乱
- 調整可能なFBG
- 固定FBG
簡単な
この記事では、提案されている FBG ベースの双方向光クロスコネクト (BOXC) におけるコヒーレントおよびインコヒーレント帯域内クロストークがビット エラー レートの電力ペナルティに与える影響を解析するための解析モデルとモンテ カルロ シミュレーションを示し、 FBG の分離には反射率よりも厳しい要件があることがわかりました。
まとめ
本稿では、ファイバーブラッググレーティング(FBG)と光サーキュレータを用いた、以前提案された双方向光クロスコネクト(BOXC)設計におけるクロストーク(コヒーレントおよびインコヒーレントの両方)を解析する。解析モデリングとモンテカルロシミュレーションを用いて、著者らはクロストークがビットエラー率(BER)の電力ペナルティにどのように影響するかを調査した。主な知見は、 BOXCの良好な性能を確保する上で、FBGの反射率よりもFBGの分離の方が大きな影響を及ぼし、より厳しい要件が必要であるということである。また、この研究では、FBGの反射率と分離を低下させ、WDMチャネル数を増やすと、電力ペナルティが増加する可能性が高くなることも判明した。
出典: https://sci.bban.top/pdf/10.1016/j.optcom.2004.04.034.pdf#