磁気光学デバイスの最近の開発
引用
中村 暢, 「磁気光学デバイスの最近の開発」,磁気学会論文集, 2 , 147-150 (2002)
キーワード
- 磁気光学(MO)デバイス
- 光ネットワーク
- 偏光制御装置
- 分散制御装置
- 可変光減衰器(VOA)
- ゲインプロファイルイコライザー
- 光サーキュレータ
- インターリーバー
- 光アイソレータ
- ファラデー回転子
- ルチル
- 複屈折結晶
- エルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA)
- 偏波独立型アイソレータ
- 波長分割多重(WDM)
- 光アドドロップマルチプレクサ(OADM)
- 可変スペクトルイコライザー
- ダイナミックゲインイコライザー
- バイサーキュレーター
- 光スイッチ(SW)
- メトロポリタンエリアネットワーク
- 光ファイバー(FTTH)
簡単な
この記事では、大容量でインテリジェントな光ネットワークで使用される磁気光学 (MO) デバイスの最近の進歩についてレビューし、コスト効率の高いメトロポリタン、FTTH、次世代のペタビットおよび全光通信システムに向けたそれらの重要な役割と将来の開発を強調するとともに、MO ベースの偏光および分散制御の将来的な必要性についても言及します。
まとめ
本稿では、磁気光学(MO)デバイスの最近の進歩と、現代の光ネットワークにおけるその応用について論じる。MOデバイスは、当初は偏波依存型アイソレータに用いられていたが、光アイソレータ、減衰器、利得等化器、サーキュレータ、インターリーバといった偏波非依存型・可変型デバイスの発展により、大容量で柔軟な光ネットワークにとって不可欠なものとなっている。本稿では、メトロネットワークやFTTHネットワークにおけるコスト効率の高いMOデバイスの需要の高まりに焦点を当て、将来のペタビットおよび全光通信システムにおけるMOベースの偏波・分散制御の必要性を予測する。
出典: https://www.jstage.jst.go.jp/article/tmjpn2001/2/4/2_4_147/_article