タンデムポンプ八角形二重クラッド光ファイバーにおけるポンプ吸収のシミュレーション
引用
Grábner, M., Nithyanandan, K., Peterka, P., Koška, P., Jasim, AA, & Honzátko, P. (2021).タンデム励起八角形ダブルクラッドファイバーにおけるポンプ吸収のシミュレーション. IEEEフォトニクスジャーナル、 13 (2)、1500314。https://doi.org/10.1109/JPHOT.2021.3060857
キーワード
- ダブルクラッドファイバー
- 有限要素ビーム伝播
- ポンプ吸収
- ファイバーレーザー
- 被覆ポンプ
- 八角形(内側のクラッド)
- ファイバーコイル
- 繊維のねじれ
- タンデムポンピング
- ホルミウム添加光ファイバー
- 数値シミュレーション
- モードスクランブル
- 曲げ半径
- ねじれ率
- ポンプ効率
- スキューレイモード
- ポンプデリバリーファイバー
- 励起場
- 断面積(内側クラッド)
- 高出力ファイバーレーザー
簡単な
この記事では、タンデムポンプ式ファイバーレーザーに関連して、さまざまな形状とポンプ励起場を持つ八角形二重クラッドファイバーにおけるファイバーのコイル化とねじれがポンプ吸収に与える影響を調査する数値シミュレーションを紹介します。
まとめ
本論文では、有限要素ビーム伝搬法を用いた数値シミュレーションにより、タンデムポンプレーザー用八角形ダブルクラッドファイバーにおけるファイバーの巻き付けとねじれがポンプ吸収に及ぼす影響について調査する。本研究では、異なるサイズとポンプ励起場を持つファイバーを解析し、曲げとねじれがポンプ吸収に与える影響はファイバーの断面積とともに増大し、曲げ半径に対するポンプ吸収の非自明な依存性(局所的最大値を含む)を示すことを明らかにした。大型ファイバーでは、曲げとねじれの両方がポンプ吸収に大きな影響を与え、特にスキュー光線モード励起において顕著である。
出典: https://doi.org/10.1109/JPHOT.2021.3060857