ファイバーレーザーのモード安定化のためのウィスパリングギャラリーモード共振器ベースのハイブリッドキャビティ
引用
CG Wen他、「ファイバーレーザーのモード安定化のためのウィスパーリングギャラリーモード共振器ベースハイブリッドキャビティ」 『IEEE Photonics Journal 』第13巻第2号、p.1500107、2021年4月、doi: 10.1109/JPHOT.2021.3059759。
キーワード
- WGM共振器
- ファイバーレーザー
- 結合空洞
簡単な
本論文では、線形ファイバーキャビティとウィスパリングギャラリーモード (WGM) 共振器を組み合わせたハイブリッドキャビティを利用するファイバーレーザーを提案し、二重安定化を実現して、高い信号対雑音比と狭い線幅で安定したシングルモードから 4 モードの動作を可能にするファイバーレーザーを実験的に実証しています。
まとめ
本論文では、線形ファイバーキャビティとウィスパリングギャラリーモード(WGM)共振器を組み合わせたハイブリッドキャビティを用いたファイバーレーザーについて実証する。この構成は、レーザーモードの二重安定化を実現し、高い信号対雑音比(最大61 dB)と狭い線幅(最小約5 kHz)を備えた安定したシングルモード動作と、モードホッピングのない安定した2~4モード動作を可能にする。
出典: https://sci.bban.top/pdf/10.1109/jphot.2021.3059759.pdf#