ガラスインターポーザの湿式銅メタライゼーション用の水性コーティング溶液で調製された金属酸化物接着層
引用
Liu, Z., Hunegnaw, S., Fu, H., Wang, J., Magaya, T., Merschky, M., Bernhard, T., Shorey, A., & Yun, H. (2015). 水性コーティング溶液で調製した金属酸化物接着層によるガラスインターポーザのウェットCuメタライゼーション。 国際マイクロエレクトロニクスシンポジウム。
キーワード
- ガラスインターポーザー
- 金属酸化物接着層
- ウェットCuメタライゼーション
- ガラス貫通ビア(TGV)
- コーティングの均一性
- 接着
- ディップコーティング
- 形態学
- 安全性
簡単な
この記事では、高度なマイクロエレクトロニクス パッケージングに不可欠な技術である、ガラス インターポーザ上のガラス貫通ビア (TGV) に信頼性の高い銅めっきを可能にする水性ソリューション、VitroCoat GI W について説明します。
まとめ
2015 年に公開されたこの記事では、水性金属酸化物接着層を使用したガラスインターポーザーの金属化の新しい方法について説明しています。
- 著者らは、無機インターポーザー、特にガラス製のインターポーザーが、高度な高周波アプリケーションや超微細ラインパターニング技術においてますます重要になっていると主張している。
- ガラスインターポーザーを使用する際の課題の 1 つは、電気回路を作成するために非常に重要な信頼性の高いメタライゼーションを実現するのが難しいことです。
- 情報源によると、VitroCoat GI W と呼ばれる新しい水性溶液がガラス基板に塗布され、極薄 (約 10nm) の金属酸化物接着層を形成できる。この層により、ガラスの表面が滑らかなため通常は難しい、ガラス上への銅の直接めっきが可能になる。
- この記事は、VitroCoat GI W の有効性に関する研究を紹介し、平坦なガラス表面での均一性と、詰まりを最小限に抑えながら高アスペクト比のガラス貫通ビア (TGV) をコーティングする能力を強調しています。著者は銅メッキの接着強度に関する調査結果を提示し、それが下流のパッケージング プロセスに十分であることを示しています。また、VitroCoat 層の形態とガラス基板との界面を調査し、強力な接着に寄与する強力な化学結合の証拠を示しています。
全体として、この記事は、高周波アプリケーション向けの電子パッケージング技術を進歩させる上で重要なステップである、ガラスインターポーザのメタライゼーションに関する有望なソリューションを提示しています。